自動車リースあれこれ

(7)カーシェアリング

カーシェアリングとは、1台の自動車を複数の会員が共同で利用する自動車の新しい利用形態である。利用者は自ら自動車を所有せず、管理団体の会員となり、必要な時にその団体の自動車を借りるという、会員制レンタカーのようなもの。1987年にスイスの学生の間で始まり、2016年時点では、世界44か国に運営する事業者がおり、会員数は約1500万人、約15万7千台の車両を利用している。 日本では、2004年にIT等の活用による無人の事務所におけるレンタカー型カーシェアリングの貸渡しが許可され、2006年にはレンタカー取扱い改正により、レンタカー型カーシェアリングの全国展開を目的とした規定が新たに追加された。